赤外線通信以外にも、さまざまな近距離無線が身近に活用されています。
少量のデータ転送に適している赤外線通信は、どれだけ短時間の間に転送できるかという 転送スピードが鍵となります。現在UFIR方式では100Mbpsの転送速度を実現しており、1秒 で約CD1枚分を転送することが可能です。
Bluetoothは元々携帯電話向けに考えられたもので、現在身近な利用例としては携帯電話の イヤホンマイクを使った通話が挙げられます。2002年より普及が始まった第三世代携帯で は、従来の第二世代では不可能であったデータ通信との同時通話が可能となりました。
Bluetoothは赤外線通信とは違い、ペアリングが必要です。ただし、通信を行う機器間で 一度登録を行えば、自動接続することも可能なため、PAN(Personal Area Network)に適し ています。
無線LANとBluetoothとの大きな違いは、通信相手が必ずインターネットであるという点で す。消費電力が大きく、携帯電話を意識して作られたBluetoothが消費電力を抑えた低速度 であるのとは異なります。無線LANの規格は様々であるため、WiFiとWiMAXの規格が策定され ました。速度を落さず無線を実現したいというコンセプトのもと作られたのがWiFiであり、 WiFiを利用することで特定のネットワークに参加することができます。それに比べ、特定 のエリアのネットワークに参加できるものがWi-Maxである。
SUICAやFeliCaなどで知られる非接触ICカードは、読み取りに必要な距離から密着型 (〜2o)、近接型(〜10o)、近傍方(〜70o)の3つのタイプに分類でき、さらに 通信方式によってタイプA、タイプB、タイプC(FeliCa方式)に分類できます。