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IrDAプロトコルスタックの実装においては、アプリケーションに応じてIrDA基本プロトコルや応用プロトコルの一部だけを利用する場合が殆どです。
当社のDeepCoreシリーズは、IrDA基本プロトコルを完全サポートすると共に、IrDA応用プロトコルも含め、プロトコルがブロック化されています。開発者は、IrDA基本プロトコルと、IrDA応用プロトコルの中からアプリケーションに応じて必要となるブロックのみを選択して使用することで、コンパクトなドライバを開発することが可能です。
DeepCore 3.0 Plusは、IrDAの規格に準拠し、CPUやOSに依存しない、最大16Mbpsの通信速度まで対応する組み込み機器向けのIrDAプロトコルスタックで、高い柔軟性により、携帯電話、プリンタ、デジタルカメラ等の民生用機器に加え、産業用機器など多くの製品に採用されています。
また、IrDAコントローラIC”EGFIR”等との組み合わせでIrSimple高速通信に対応します。DeepCore 3.0 Plusには、IrDAプロトコルスタックと共にIrDAコントローラIC”EGFIR”用のサンプルデバイスドライバを含むSoftware Development Kitが含まれます。
- IrDA規格(IrComm、IrFM、IrMC、IrSimple等)に準拠
- メモリの最適化・超高速化・汎用性を実現
- SIR/MIR/FIR/VFIR規格に対応
- ROM 128KB、RAM 最低128KB(IrSimple高速通信搭載時)
- OS、CPUに非依存
- 不特定機器間での相互接続性の確保
- 組み込みを考慮したモジュール構造
- 複数のアプリケーションに対応可能な OBEX※を採用
Universal OBEX
OBEX は、IrDAで開発され、Bluetooth においても標準的なオブジェクト交換手順として採用されています。DeepCore 3.0 Plusに含まれるOBEXは、OBEXを使用する他の通信方式のプロトコルの一部として共用することが可能で、リソースの使用を抑えたドライバの開発をサポートします。
- 複数のアプリケーションに対応
- IrDA、Bluetooth、TCP/IPのトランスポート層に対応
- OBEX Ver.1.2〜1.4プロトコルに準拠
- 事象駆動型アーキテクチャ(イベントドリブン,省電力化)
- 複数のOBEXサーバ、クライアントアプリケーションを同時に制御
(コンテキスト、ステート管理)
- CPU / OS に依存しないコード(内部ステート管理)
Software Development Kit( 開発キット)
- ハードウェア開発環境に依存しないANSI準拠のC言語で記述されたサンプルコードを提供します。
- ハードウェアに依存する以下の主なコードは、IrDA Adaptation (DeepCore 3.0 Plus IrDA DDK)に従って、ユーザーが特定ハードウェア・プラットホームに適合させるための下記ドライバーコードを作成する必要があります。
- IrDAコントローラICを制御するコード (特定のIrDAデバイスを制御するためのプログラム)
- 時間計測用のタイマーを制御するコード (IrDA規格に準拠するためにタイマーが必要)
- 排他的アクセス制御
RAM、ROM使用量を極限まで抑えたIrDAプロトコルスタック「Micro DeepCore®」、及びIrDAプロトコ
ルスタックのポーティングのご依頼に関しましては、別途お問い合わせ下さい。
「DeepCore 3.0 Plus( Windows XP対応版)」は“Microsoft Windows XP”用のIrSimple高速通信用ドライバとプロトコルライブラリです。プロトコル群はDLLで提供され、シンプルなAPIが準備されています。開発者は、シンプルなAPIに合わせたアプリケーションを開発するだけで、Windows XP上でIrSimple高速通信を容易に実現できます。
- DeepCore 3.0 Plusの階層化モデルを採用
※OSI階層モデル、IrDAプロトコルモデルと同一のAPI階層モデルを採用しています。
- 事象駆動型(Event driven)
※処理の必要が生じたとき(事象発生時)に必要なプログラムが呼び出されます。
- モジュラ構造
※モジュール単位のプログラムで構成され、OSI層が各々のDLLに対応しているため、
アップデートが容易に行えます。
尚、本製品と、USB赤外線モジュールの組み合わせにより、PC( OS : Windows XP)上でIrSimple高速通信を容易に実現することができます。